インターネットビジネスのための知的冒険の書
一押しは、なにがなんでも『ブラック・スワン』である。
とにかく、知識は絶対に不完全で、永遠に真理には到達できないということが、今の科学のトレンドである。
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ
書評は、ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ
SEOでは、アルゴリズムの変更やペナルティの導入による突然の順位変動を、ブラック・スワンと言っていいだろう。
1ページ目から1000番の圏外に消えたなら、青天の霹靂、予想外の大惨事である。だがしかし、こういった順位変動をリスクに、知りうる危機に変えることは可能である。
SEOの方法論を違ったパターンにして、複数のメインサイトを運営するのである。
要するに、これから何が起こるか分からない、という常識的なことを科学している。
アメリカのペンタゴンも、既知の未知をリスク、未知の未知を不確実性ととらえ、哲学者のような人たちが国防の頭脳になっているらしい。
どんな業種業態を問わず、ビジネスや人生を問わず、明日は分からない。それをブラック・スワンと呼び、かつアホみたいに運任せ、行き当たりばったりとはせずに、マネジメントするということだ。
ブラック・スワン―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ
21世紀型インテリジェンスの最高峰である。
そして世界に不確定性がもたらされた―ハイゼンベルクの物理学革命
書評は、「そして世界に不確定性がもたらされた」 人間は真理に到達することができない
アインシュタインに限らず、ほとんど誰もが多かれ少なかれ古典物理学の呪縛にからめ取られ、純粋な学問的探求ではなく、不確定性という結論に対する宗教的な拒否感がにじみ出ています。これは、当時の合理主義に支配された西洋知識人の宿命かもしれません。
しかも量子物理学の誕生への道も、決定的なところでは、偶然やひらめきなど、思いもかけないことに起因していたようです。
SEOといえども、いやSEOだからこそ、アローの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理、などはかじっておく必要がある。
繰り返すが、知識は絶対に不完全で、永遠に真理には到達できないということが、今の科学のトレンドなのである。
イノベーションのジレンマ: クレイトン・クリステンセン
書評は、イノベーションのジレンマ:クレイトン・クリステンセン著
優れた経営だから、ダメなのです。
優れた企業だから、ダメなのです。
優れた方針だから、ダメなのです。
だから特に起業家は、博打打ち、ギャンブラーでないとやっていけないわけです。 本質的に、官僚体質、役人根性の人間は、起業でも経営でも、無能ということになるでしょうね。
優れた経営・企業・方針がダメといっても、でたらめな経営・企業・方針が生き残るわけでもない(笑)
スモールビジネスといえども、業績悪化や倒産を免れるためには、イノベーションしかない。
任天堂 “驚き”を生む方程式: 井上 理
ユニクロは社長・経営者の創造物ですが、任天堂は企業という生命体になっているようです。
両社は両極でもありますが、共通しているのは、勝つべくして勝ったとは思っていないことです。
凡人が勘違いしてはいけませんが、出てくる言葉は、まぐれとか運とか、そういったものです。
ユニクロ・ファーストリテイリングにしても任天堂にしても、凄い経営者、凄い会社です。
目の前の業績発表で、任天堂やユニクロ・ファーストリテイリングが、勝ち組負け組と騒ぐけど、これらの企業はDNAから違っていると思う。
広告禁止!ネット不動産進化論: 金丸 信一
書評は、『広告禁止!ネット不動産進化論』金丸信一(著) SEOその後(前)に
IT用語で言えば、Google Analyticsの「新規ユーザー New Visitor」などに比例してコンバージョンが高まることもないし、そもそもがコンバージョン率が成り立たないのである。
まだ突っ込めば、どこかで方程式と流布されている「売上=来店者数×転換率×注文単価」、つまり「訪問者数×コンバージョンレート(購買率)×客単価」は売上に反映しないということである。
集客至上主義は通用しない、ということだけは学ぶべきである。
これは「効く!」Web文章作成&編集術逆引きハンドブック: 松下健次郎
書評は、『これは「効く!」Web文章作成&編集術逆引きハンドブック』自己用メモ
この本に書いてあることの全部が、「SEO対策」って演説しなくても検索エンジン対策になってるし、なによりユーザーに利便性をもたらし、販売促進にもなる。
文章の書き方で、売れる売れないが決まるというのも、恐ろしい。
集客のできるライティング、売上のあがるライティング、人に伝わる文章力が問われている。
ビジネスモデルを見える化する ピクト図解: 板橋 悟
これは、非常にいい本だったので、ブログに書評は書いていない。
ほかにも数十冊ほど、他人に教えたくない良書中の良書がある(笑)
この本は、まずはビジネスモデルを、売り手と買い手、商材とお金の、4つの図式(ピクト)をベースに、下図のようにパターン化して考えようという試みである。

私は、見開きのページをスキャンして、Photoshopで加工して持ち歩いているくらいだ。
とにかく、人に紹介したくないくらい、マーケティングや事業、そして経営の役に立つ優れた本である。
詳解HTML&XHTML&CSS辞典 第4版
知る人ぞ知るXHTMLやCSSのエキスパートである大藤幹氏の定番中の定番。
理屈抜きで買い。
Web作成に携わる者は、所有するだけでなく、いつも手に届くところにおいて何かあればすぐ参照すること。
この本が手垢で汚れるほど、作るサイトはきれいになっていくはずである。
このたびのサイトリニューアルでも大活躍である。
iPadやiPhone用のアプリにもなっている。
クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く2015年のIT産業地図: 小池 良次
書評は、クラウド 小池 良次 (著) アプリケーション・データセンターによるクラウドビジネス
Googleで、「クラウド」や「クラウドコンピューティング」を検索すると、胡散臭い、IT土建屋の商売言葉、セキュリティが心配、ネットにつながらないときはどうする?、エンタープライズの投資は期待できない、等々、なにやら無理解な御仁が非常にネガティブな発言をしているのが目立つ。
どうも日本のジャーナリズムも、ダムや空港的な呪縛から抜けないのか、特に、GoogleやMicrosoft、Amazonのクラウドが対象とするクライアントが、スモールビジネスとかスタートアップ、つまり中小零細企業やSOHOや自営業や起業家などであるということが分かっていないようである。
売上も利益も、さして伸びが期待できない枯れた大企業では、クラウドは活かされない。
イノベーションによって、市場を創出したり、世の中を変えるような、ベンチャーなどが、クラウドとともに躍進するのである。
Googleの全貌:日経コンピュータ
書評は、Googleの全貌:日経コンピュータ編:日経BP社刊 インターネットビジネス従事者の必読書
どうしても、OSやブラウザーやスマートフォンやクラウドが、Googleの技術開発力の例として挙げられていてページ数も多いのだが、やはり検索会社、アルゴリズムの話も収穫が多い。
興味深いのは、アルゴリズムは世界統一、一つ足したら一つ削る、正解の決め打ちではなくとにかく試してみる、アルゴリズムの複数バージョンで差分を比較、などなど。
Googleは、神にも悪魔にもなりうる。
問題は、検索にしても広告にしても、モバイルにしても、OSもブラウザーも、すべてGoogleは後発であるということ。まるで、日本の大家電メーカーのごとくである。
Googleの技術、Googleの経営、Googleの競合、Googleの商材。これらは21世紀のメルクマールである。
Google Hacks 第3版
Google SEOとしてもちろんのこと、21世紀のインターネットの最前線も俯瞰したい。
第3版(発売日: 2007/4/24)
ベストセラー書『Google Hacks』の改訂第3版。 Googleブログ検索、Googleマップ、Googleホームページ、Google Analytics、Google Readerなどにも対応しました。 新たに利用できるようなった特別構文についての解説を追加し、旧版で紹介したGmailやGoogleデスクトップの利用、携帯端末やGooleアドワーズの活用方法なども現状に合わせ細部に渡って改訂しました。 進化したGoogleをさらに使いこなすためのテクニックが満載です。
第2版(発売日: 2005/08)の紹介は
初版の『Google Hacks』の発行から2年が経過し、その間にGoogleも大きく進化しました。第2版の本書では、Googleの進化をすべて網羅します。具体的には、Googleデスクトップ検索(PC内のファイル検索)、Gmail(フリーメール)、アドワーズとAdSense(Web広告の仕組み)、携帯端末を用いたGoogle検索、ブログ対応、ニュース検索とグループ検索の詳細などです。本書を読めば、進化したGoogleをさらに深く理解できるでしょう。
第1版(発売日: 2003/8/20)の紹介は
仕事でもプライベートでも、インターネットを活用するときに欠かせない偉大な検索エンジン、Google。いつも検索ボックスにキーワードをひとつふたつ入れるだけで、満足のいく検索結果が返ってくる。そんなGoogleをさらに生かすためのテクニックが記述されている本である。
為になるSEO本

上図は、セミナーのスライドから。
非常識なSEOの常識: アウンコンサルティング株式会社
書評は、非常識なSEOの常識:アウンコンサルティング(株)著
実際私も、私の常識をひっくり返された箇所があり、非常に有益な本であった。
遺伝子レベルのSEO: 澤田 光宏
書評は、遺伝子レベルのSEO:澤田 光宏(著) 網羅的な正統派SEOの良書
方向性としては、SEOが目的化しておらず、細かいチップスや裏技といった衒いもなく、まぎれもなく商用サイト作成の指南本といったところである。
サイト内検索(by Googleカスタム検索)


















