Windows 7やVista、Mac OS(10.4以降)ならシステムの検索機能で十分
Windows XPまでは、Googleデスクトップが重宝していたが、MacならSpotlight、Vistaや7ならWindowsのスタートメニューやエクスプローラーからの検索で十分である。
ファイル名やフォルダー名だけでなく、ファイルの中身のテキストまでが検索対象となっている。
デスクトップ検索の陳腐化
なんともはや、今ではデスクトップ検索はなかったことにされている。
そもそも、Googleデスクトップも、かつて「Googleデスクトップ検索」となっていたものが、「検索」が消えているのである。
一方で、ローカルのPCのデータ検索は、WindowsやMac OSなど、システム側が十分な機能を備えてしまった。
他方で、クラウドにデータどころかアプリケーションまで置く時代になった。
時代があっという間に変わってしまったということだ。
Windows 7のファイル検索のもどかしさ
とは言うものの、Windows 7のファイル検索が、使いづらい。
特にファイル名やフォルダー名が分かっていて、ドライブの中を探すときに、勝手が悪すぎる。
そこで、別途調達して使っているのが、次の2つ
- FileSeeker3
- Everything
ちょっとした捜し物であれば、てきぱきと見つけてくれる優れものである。
前者は、左ペインでドライブやディレクトリー(フォルダー)を指定して検索する。オプションも豊富だ。
後者は、インデックスをバックグラウンドで作成して、とにかくサクサク動く。
重厚長大なGoogleデスクトップは、要らないだろう。
以下の情報は、今では輝かしいデスクトップ検索の史料でしかない(2010-10-29追記)
デスクトップ検索の比較と検証(Google Yahoo! MSN Desktop Search)
デスクトップ検索
Mac OS(10.4 Tiger以降)なら
ダウンロード
もちろん、GoogleデスクトップはWindows版だけでなくMac版もある。
公開時期と機能比較
公開の時期と、ユーザーの利便性を表にまとめてみた。
| Microsoft | Yahoo! | |||
|---|---|---|---|---|
| 公開 | 英語β版 | 2004-10-14 | 2004-12-13 | 2005-01-11 |
| 英語正式版 | 2005-03-08 | 2005-05-15 | --- | |
| 日本語β版 | 2005-03-15 | --- | --- | |
| 日本語正式版 | 2005-05-26 | 2005-06-24 | --- | |
| 検索 | ブラウザーから | ○ | ○ | × |
| ツールバーから | ○ | ○ | × | |
| デスクバーから | ○ | ○ | ○ | |
| 結果表示 | タイトル+スニペット | タイトル+スニペット | ファイル名のみ | |
| プレビュー | × | ○ | ○ | |
| Web検索から | 切り替え可 | 切り替え可 | 切り替え不可 | |
| ファイルの種類 | できるファイル できないファイル |
できるファイル | できるファイル | |
| 外付けHDなど | △(プラグイン) | ○ | ? | |
| インデックス | する時 | アイドリング時 | アイドリング時 | 最小化時 |
| 他の操作の邪魔 | しない | しない | する | |
| 保存場所の変更 | △(プラグイン) | ○ | ? | |
| 拡張 | プラグイン | ○ | ○ | × |
| エンジン | 開発 | Microsoft | X1 Technologies |
Google Desktop Search(GDS)
ブラウザーから
Googleは、Web検索を拡張したデスクトップ検索であり、Internet ExplorerやFirefoxなどのブラウザーやデスクバーから検索できる。

また、Web検索の場合もデスクトップ検索のサマリが表示され、かつWeb<->デスクトップの検索が簡単に切り替えることができる。
ツールバー
さらに、英語版のツールバーVer.3をインストールすると、Internet Explorerのツールバーからもデスクトップ検索ができる。日本語版Ver.3ベータでも可。
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デスクバー
秀逸なのは、フローティング デスクバーである。デフォルトで全画面表示ウインドウの最小化ボタンの左に配置される。
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フローティングではない通常のデスクバーでは、Windowsのタスクバーに格納され、検索結果はInternet Explorerなどのブラウザーに表示される。
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プラグイン
Googleのデスクトップ検索は、プラグインによって検索できるファイルタイプを拡張することができるようになっている。まるでオンラインソフトのようだ。
- インデックス作成のプラグイン
インデックスの保存場所と変更
デフォルトの保存場所は、XPの場合「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Google Desktop Search」。
プラグインのTweakGDSで、保存場所を変更できる。
以上、Googleデスクトップは現役で頑張っているようだ。2010-11-03追記
Windows デスクトップ サーチ(Windows Desktop Search、WDS)
マイクロソフトのデスクトップ検索
2005-05-15英語正式版の公開とともに、名称を「MSN Desktop Search」から「Windows Desktop Search」に変更。
おそらく、ひとつは64ビットOSで先行したMacOS X TigerのSpotlightにあおられたから、もうひとつはGoogleやYahoo!の検索競合に対してWindows標準のデスクトップ検索を誇示するため。
日本語名は「Windows デスクトップ サーチ」
ブラウザーから
Googleと同じように、Web検索からデスクトップ検索に切り替えることができる。

ツールバーから
Internet Explorerのツールバーからデスクトップ検索ができる。

デスクバーから
もちろん、デスクバーからもデスクトップ検索ができる。
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検索窓をクリックすると…

プレビュー表示
ファイルのプレビュー表示は、非常に嬉しい機能だ。
Internet Explorerでもエクスプローラでも、画面が2分割されて、左ペインにファイル一覧、右ペインに選択ファイルのプレビューが表示されるようになっている。
また、左ペインのファイル一覧の横には、おそらく関連度を示すマークが、3段階で表わされるようになっている。
大アイコンとスニペット表示

エクスプローラでお馴染みの表示切り替えで、「大きいアイコン」を指定すると…

Webページ検索やGoogleデスクトップ検索でお馴染みの、タイトルとスニペットの表示に切り替わる。
プラグイン Windows デスクトップ サーチのadd-ins
Windows Desktop Searchになってからかどうかは知らないが、「add-ins」によって検索対象ファイルを追加することができるようになっている。
また、サードパーティからも既にいくつかアップされている。
- Extend the power of MSN Search Toolbar with Windows Desktop Search
- Channel9 Wiki: DesktopSearchIFilters
(リンク切れ…)
インデックスの保存場所と変更
デフォルトの保存場所は、「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Microsoft\Desktop Search」。
デスクトップ サーチ詳細オプションの「インデックスの場所」で、変更可能。
こうして、Windows デスクトップ サーチ正式版は、Googleのデスクトップ検索にあるものはすべて装備し、されにそれ以上に機能豊富になったようである。
Yahoo! Desktop Search(YDS)
Yahoo!のデスクトップ検索は、YSTのWeb検索とは断絶していて、デスクトップ検索機能ではなく、デスクトップ検索ツールの提供となっている。自社開発ではなく、X1 Technologiesとの提携である。

別のアプリケーションを起動することになって、もの凄い違和感がある。
さらに、ジャンルごとに全ファイルが一覧表示されて不気味であり、しかも重くストレスが溜まる。
起動直後のファイル一覧の段階でプレビューしてくれることで、最初に選択されたファイルが重い時は、死にたくなるほど不幸になる!
Yahoo!のWebサーチもここからできるが、新たにInternet Explorerが立ち上がることになる。
デスクバーから
ベータ1.1からは、デスクバーからも検索されるようになった。
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ただし、デスクトップ検索の場合はデスクトップ検索ツールが起動することと、このデスクバーからはWebページ検索ができない。
Yahoo! Inc.とYahoo! JAPAN
最大の問題は、Yahoo! JAPANとYahoo! Inc.はまったく別会社であって、このデスクトップツールが日本語化されないと予想されることだ。
もちろん、Yahoo! JAPANが独自のデスクトップ検索ツールを提供する可能性もある。
ということで、Yahoo!のデスクトップ検索は、完全に不戦敗だといえるだろう。
Yahoo!は、ブランドだけが世界中を飛び回っているが、MicrosoftやGoogleのように技術的人材的資源の一元化にはなっておらず、世界最高というようなベストのものができにくい、各国のYahoo!が独自に何かやるからコストが掛かる、といった資本主義的競争力としては致命傷ではなかろうか。
なお、Yahoo! Inc.がデスクトップ検索を自社開発できないということは、YST(Yahoo! Search Technology)の仕様上の問題ではないかと疑っている。
つまり、GoogleやMSNのような検索エンジンとは構造が違っていると…
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