クローキング(ステルス、ファントム)でユーザーと検索エンジンを振り分け

クローキングとは

ロボットとユーザーを別々のページに誘導する、スパム最高奥義である。

英和辞書によると、外套、マント、仮面、などとある。やれやれ。

クローキングの目的は

ロボットには、検索エンジン最適化したページを読み込ませ、ユーザーには売上につながるようなページを見てもらうため。

User-Agentで振り分け

例えば、アクセスログを見ると、Googlebotは、Googlebot/2.1 (+http://www.googlebot.com/bot.html)というユーザーエージェントを残している。

これを見て、別のページに誘導することが可能となる。

IPアドレスで振り分け

同じように、Googlebotは、64.68.8x.xxxというIPアドレスでアクセスしてきている。

これを元に、Googlebotとユーザーを別々のページに誘導することが可能になる。

クローキングの方法

この技術は、さほど難しいものではなく、現在でも、携帯電話の振り分けや、ブラウザーごとのCSSの読み込みなど、一般に広く行われている。

本来は、ユーザーの利便性とサイトオーナーの利益を実現するWebテクニック

要は、ユーザーの利便性とサイトオーナーの利益を実現する、普通の技術なのだが、これに目をつけて悪用していることになる。

noframes要素やnoscript要素と大差ないWebテクニックに過ぎないものが、スパマーによって脅威のテクノロジーと変貌しているわけだ。

もっとも、上記のnoframes要素やnoscript要素自体も、スパムの温床とされているのだが…

ステルス(Stealth)、ファントム(Phantom)

ステルス(Stealth)、ファントム(Phantom)などの別称がある。

ネーミングからして、いかがわしさをよく表現している。

クローキングのペナルティ

Googleは、検索エンジンスパムの中でも、クローキングは最上級のスパムと判断し、発見したときは、例えばドメイン丸ごと削除などの、大鉈を振るっていると伝え聞いている。

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