2004-06-29
新MSN search年内稼動?
とうとう、巨人マイクロソフトが独自検索エンジンをデビューさせるようだ。
マイクロソフト、検索分野で攻勢に--ビル・ゲイツが「画期的な機能」を約束 - CNET Japan
Microsoft会長のBill Gatesによると、7月にはMSNのフォーマットもサービスも劇的なリニューアルを行うらしい。
そして、年内には自前の検索エンジンを稼動させると言明している。
そして、MS検索エンジンの画期的な機能として、従来型のキーワードクエリの関連性による表示を時代遅れと断じて、言語学的な文法アプローチによってSERPs(検索結果)を出すらしい。
さて、契約期間を残すものの、MSNはInktomiから独自検索エンジンへ切り替えるこということ。
特に、MSNのサービスの質や見た目が劇的に改善されるというくだりだ。
もし同時に、独自有料リスティングを立ち上げることにでもなれば、Overtureの売上利益が減り、Yahoo!の経営にダメージを与えることになる。Overtureの売上の30%がMSNからということらしいから、大事である。(当サイト掲示板への投稿も暗示的?~閉鎖)
ともかく遅かれ早かれ、Yahoo!は検索エンジンと有料リスティングでMicrosoftという優良顧客を失い、さらに現在のシェアをも減らす可能性が高い最強の競合の登場というリスクに見舞われる。
シェア低下はGoogleにとってもありうることは、いうまでもないが…
また、日本市場であるが、有料リスティングはともかく、MS独自検索エンジンの登場は、いろいろな問題をはらんでくることになる。
まず、言語学応用とは、英語圏以外ではいかがなものだろうか?
WordやIMEなどの日本語化アプリケーションで実績を持っているので、それなりに期待したい。
それ以上に重大なのは、検索サイトのシェアが劇的に変化するであろうということだ。
Googleは、日本市場をそれほど重視していないように思えるし、宣伝すればそれなりのマーケティング効果が期待できるのに、やろうとはしない。
しかし、マイクロソフトは違うだろう。
かつて一太郎を市場から駆逐した実績を持つ「ミスター・モノポリー」だけに、Yahoo! Japanは相当なダメージを受けるはずだ。ジャストシステムの時と同じように、ヘッドハンティングやマスメディアへの露出、そして…
Yahoo! Japanのページ検索が、GoogleからYST(Yahoo! Search Technology)へ切り替えた時以上に、日本に激震が走るだろう。
まさしく「検索エンジン三国志」となってくる。
2004-06-29 02:53 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]


