2005-06-11
古川享氏Microsoftを見限る?
古川享氏がMicrosoftを去る。
マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役 社長:マイケル ローディング)は、現執行役 最高技術責任者 兼 マイクロソフト コーポレーション コーポレートバイスプレジデントである古川 享(ふるかわ すすむ)が、本年6月30日付で全ての役職を退任し、当社を退職することになりましたことを発表します。
氏の経歴はマイクロソフト コーポレーション バイスプレジデント 古川 享 (ふるかわ すすむ)にある。
退社の理由などは、下記に詳しい。
色々あるようだが、一方では日本という特殊市場攻略に最適の人材であったが、日本市場も進化したということもあるらしい。つまり、Microsoftの日本トップは彼でなくても務まるとか。
逆に氏の方は、Microsoftの官僚化とか一元化とか、肥大した組織に嫌気が差したような感じでもある。
ただ、マイクロソフト自身が企業として、「パソコン業界の盟主」から「新しいデジタル・ネット社会を切り開くリーダー」となって、この課題に対してどこまでコミットするかを決めかねている。特に日本は、北米に次ぐ第二の市場であり、世界でもトップの利益率を誇っている。社内の人間からも「キャッシュ・カウ」(資金を生む乳牛)だと声が上がるほどに、既存の利益追求のビジネスモデルがうまく働いており、これを崩したくない。
古川氏が同社を飛び出して活動するのは、新しい役割への移行に対して明確に「YES」とは答えられない、同社の現状を象徴している。
つまり石器をもって世界征服を成し遂げたのだから、辺境で金属器を使う非支配民族が現れてはいても、石器製造所や石器職人、石器軍隊や石器教官などを解体再編成することはできない、というように聞こえてしまう。
アレクサンドロス大王は、四大文明と呼ばれているエジプト・メソポタミア・インダスの3つの崩壊に関与しているわけだが、Googleがアレキサンダーではないとも言い切れないだろう。
歴史が動く時は、主役も交代して当然なのだから。
古川享氏に関する追加情報
2005-06-11 03:36 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]
