2006-04-05
Google更新 2006-04-05 - PageRankやバックリンクのアップデート
Googleのデータセンターのほとんどで、バックリンク数が変化している。
Google データセンターの現況の記録と IP アドレス一覧によると、「昨夜から今朝方にかけて更新開始した模様」とあるから、日本時間の昨夜から更新がはじまっているようだ。
今回は、ながらく複数のバックリンクを表示していた珍現象が解消されつつあり、かつ、PageRankも更新されている。
更新の経過
昨日(2006-04-04)は、Yahoo! JAPANのバックリンク数は、Goomaniによると下記のようなバラツキがあった。
| データセンター | バックリンク数 | 世代 |
|---|---|---|
| 64.233.179.104 | 560,000 | 2代前 |
| 64.233.183.104 | 187,000 | 1代前 |
| 64.233.185.104 | 587,000 | 3代前 |
しかし、2006-04-05 18:30現在のYahoo! JAPANのバックリンク数は、新しい「63,800」と1世代前の「187,000」のみになっている。
つまり、3世代同居のバックリンクが、おそらく「63,800」へ統一されていくものと想定されるのである。
編集人は、今回の更新では全データセンターがBigdaddyに切り替えられ、さらに、断固として関連性の高い検索結果の実現を(つまりスパムなどのノイズの除去を)、たとえ手作業を加えてもやり遂げるように方向転換した、と判断している。
Bigdaddy症候群
多少フライング気味に、今回の更新を解説してみよう。
- Googleは、次世代データセンターを開発し、Bigdaddyというニックネームで呼んでいる
- Bigdaddyは、新しいアルゴリズム、新しいGooglebot、新しいインデックスにより運用される
- 全データセンターは、4月のはじめからBigdaddyに切り替えられるだろう、とアナウンスされた
Bigdaddyとサイトのインデックス削除
さて先日、BMWやサイバーエージェントなどの有名サイトが、全ページのインデックスを丸ごと削除され、疑惑のソースを修正することによって回復するという珍事件が起こっているが、他方で、インデックス削除され、ソース修正によっても復活していないサイトを、編集人はいくつか確認している。
このことから、検索アルゴリズムによる、自動的な削除と復活ではない証左となるだろう。
エンジニアのMatt Cuttsによると、当初からBigdaddyは検索結果からのスパム排除を目的としており、かつユーザーからの報告を奨励もしていた。
機械的なアルゴリズムではノイズの除去が難しいほど、スパムや過剰SEOも巧妙になったということもあるが、先日のサイト丸ごとのインデックス削除は、おそらく目視や手作業による関連性の追求も、Googleのレパートリーとなったと言えるだろう。
しかも、アメリカではこういった動きが先行していたのだが、ついに日本語圏でも、強引なスパム撲滅をデモンストレーションしたことになる。
アルゴリズムによる不正検知とマニュアルのドメイン削除
件の、縮小リンクボックスというソース形式、あるいは複数サイトの多重クロスリンクというソース内容、その他諸々の、Googleにとって好ましくない、あるいは不正であると判定する、そういったソースはおそらくアルゴリズムで探知できているはずだ。
今までは、それに対し、機械的にフィルタをはさんで順位下落などのペナルティを発動させてきたのだが、今回からは、おそらくマニュアル作成のドメイン・ブラックリストとインデックス削除フィルタを連動させているのだろう。
実は、このBigdaddy症候群の前にも、いくつか丸ごとインデックス削除されているサイトは存在している。
Bigdaddyでは、かなりシステマティックになったこと、ユーザーからのスパム報告を積極的に取り入れたこと、目で見て手で摘出したことが、新しい。
かつてのFlorida(Austin)やSandboxのように、悪いSEO(黒帽子)も良いSEO(白帽子)も十把一絡げにせず、一応Googleの中の人が確認して「黒帽子」だけを排除したことは、機械的な一律処分で巻き添えをくらい、流れ弾で犠牲になってきた「白帽子」サイトにとっては喜ばしいことである。
google.co.jpのパラメータ
お気付きの方も多いと思うが、数日前から、www.google.co.jpで検索するとパラメータ付きで表示されている。
(例:http://www.google.co.jp/url?sa=U&start=15&q=http://www.hyperposition.com/&e=10001)
もちろん、www.google.comで検索した場合は、そのままサイトURIが表示されている。
つまり、日本のGoogleだけ特別な何かを行っているということである。
気味が悪いことだ。
2006-04-05 07:30 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]
