2005-04-23
Google更新完了 - バックリンク系インデックスの統一
ようやく、バックリンク系インデックス(リンク元、関連ページ、PageRank)が、すべてのデータセンターで同一の結果を出すようになった。
長い長い更新も終わりを迎え、とりあえず一安心である。
ただし、SERPs(キーワード検索の順位)は、相変わらずデータセンターによってバラツキが見られる。
2005年初頭からの更新について
更新の確認は、バックリンク系インデックス(リンク元、関連ページ、PageRank)の変化を追跡しているが、2005-01-02から更新したものの今回の更新まで変わらなかったものもあった。
念のため、バックリンク系インデックスも今では見えるものと見えないものにハッキリと分かれ、見えるPageRankや見えるバックリンクは、SEOにとって最重要なデータでもなんでもなくなっている。
何のためのGoogle更新チェック
それでもバックリンク系インデックスの変化を更新(Google Update)と呼び、チェックしているのは、この更新の前後で順位変動につながるアルゴリズム変更やフィルタ導入が行われるからである。
バックリンク系のほかに、ランキング系インデックスも存在が想定され、更新時には当然、後者も変化を遂げていると想像される。
この変動を、帰納的に、あるいは演繹的に検証するのである。Googleが起こす事件のプロファイリングをやるわけだ。
更新の履歴
| リンク元 | 関連ページ | PageRank | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (1) | 01-02 | 変化 | 変化 | 変化 | ||||||
| (2) | 02-04 | ↓ | 変化 | ↓ | 変化 | ↓ | ||||
| (3) | 03-03 | ↓ | ↓ | 変化 | ↓ | ↓ | 変化 | |||
| (4) | 04-22 | 変化 04-23完了 | ||||||||
(1)の更新は、2005-01-02に更新を開始して、01-07に完了している。
また、この更新の関連ページは、03-27に変化した。
なお、この時に限らず、PageRankと関連ページは連動して更新している。
Update Allegra
(2)の直前、01-25に「Sandbox Effect」が日本語キーワードで解消している。また(2)に合わせて英語キーワードでも大部分が解消。
この(2)の更新は、アメリカのフォーラムでは「Update Allegra」と名付けられた。ちなみにニックネーム付きのGoogleの更新は、おおかた大規模な順位変動が起こっている。
アルゴリズムの変更
alt属性
それまでは、Googleの場合、画像の代替テキストalt属性は、スパム対策のためかインデックスされていなかったが、今回のイレギュラーな複数の更新の間に、インデックスされるようになっている。
それまでは、アンカータグ付きの場合に限ってインデックスされていたわけだ。
スパム対策としてインデックスしないように処置していたものを方針転換したわけだから、別の洗練されたやり方で対策していると見て間違いない。
重み付け
キーワードをどのタグで囲むかによって、ランキングに影響があると巷では言われている。
常識的には、見出しタグの場合は、h1 > h2 > h3 > h4 > h5 > h6 となるはずだが、実際は違っている。
もちろん、一連の更新の中での変化とは言えないが、strongやemも含め重み付けられると信じてきたタグの神通力が失われていることに気が付かねばならない。
アンカーテキストマッチ
アンカーテキストマッチは、SEO中級者以上の定番中の定番である。
またSEO塾では、ペナルティ回避の保険をかけてキーワードの単語禁止と文章化を推奨し、「アンカーコンテキストマッチ」とオペレーションをグレードアップさせている。
このリンク元のリンクの書き方の評価に対して、何らかのルール変更を行っていると想像される現象が起こっている。
どの検索エンジンでも、リンクが重要なランキング要素になっているのだが、難しく表現すれば下記のようなことに注意しなければならない。
- リンク元のページのトピックは何か
- リンクが書いてある箇所の前後の文章(そのページのトピックとの関連性、リンク先のトピックとの関連性)
- リンクを受けているページのコンテンツ(リンク元のトピックとの関連性)
- リンク元が複数ある場合のそれぞれの素性(同一ドメインの重複具合)
要するに、今回のGoogleのアルゴリズム変更で、リンク元のリンクの書き方・やり方に、今までとは違った評価方法を採用したのではと思われるのである。
Googleのアルゴリズム変更の方向性
通称「アンカーテキストマッチ」や重み付けタグのスコアリングの仕組みが変更されたことが、長い長い更新、あるいはUpdate Allegraの本質なのだろう。
これによって、スパムや初中級SEO、あるいはその亜種のスパムやSEOを仕込んだブログの大半を処分する方法論を確立したと想像できる。
検索と、これに連動する広告がGoogleのビジネスモデルであり、収益源である。
Googleも、Yahoo!やMicrosoftと競争し、企業としての生存と繁栄を賭して、スパム・SEO・ブログを粛清し続けなければならないのである。
更新完了 その後の経過
2005-04-24 20:50
一部のデータセンターで更新前に戻っていたりする。
とはいうものの、最初に書いたようなデータセンターによる順位のバラツキがなくなってきている。
これで、バックリンク系インデックスだけでなく、ランキング系インデックスも統一に向かっているのだろうか…
2005-04-26 11:20
この時点では、全データセンターでバックリンク系インデックスは更新済みになっている。
ただし、www.google.comとwww.google.co.jpで、微妙に順位が違っている。つまり、相違するランキング系インデックスのデータセンターにアクセスしているということだ。
2005-04-23 04:39 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]


