2006-06-01
Googleのツールバーとブラウザ - ビジネスモデルに則ってブラウザは開発しない
Googleのバージョン4のツールバー日本語版ベータが公開された。
Googleツールバー4.0日本語版
日本法人でも求人が大々的に行われていることもあり、日本語化のペースが非常に速くなってきている。歓迎すべきことだ。
- グーグル、IE向けに「Googleツールバー4.0」日本語版を提供開始 - CNET Japan
- Japan.internet.com Webビジネス - グーグル、日本語版 Google ツールバー4.0公開――ブックマークなど新機能を追加
- ITmedia News:IE用の最新「Googleツールバー」日本語版
- 窓の杜 - 【NEWS】検索サービスを手軽に追加できる「Google ツールバー」v4 日本語Beta版が公開
さて、日本語化バージョンが出ただけで、その前の英語版の解説を見てみると、
また、このブログでもかつてエントリーしているが、Google Toolbar Beta - Ver.4はブラウザからのアクセスを占領する!?…
まさしく軒を借りて、母屋を乗っ取る。MicrosoftのInternet Explorerを、好きなように蹂躙しているかのごとくだ。
結局は、検索などで競合しているMicrosoftのブラウザのツールバーなのである。
Googleは道楽でブラウザを開発することはない
次世代WindowsのVistaならびにIE7上での競争も、さらに激化しそうなのだが、Googleはやはり、ブラウザは開発しないというコメントを出している。
結局Googleにとっては、ブラウザの開発は「道楽」と意志決定者が思っていること、既にあるブラウザでGoogle検索が使われるような手当てをしていること、周りが期待しているNetscapeの意趣返しなどは下世話なことで、デスクトップを掛けた争いは、川中島のように天下の趨勢にまったく関係のないくだらないこと、ということのようだ。
IE7への懸念?
Googleはまだ、MicrosoftのInternet Explorer 7の検索窓が、MSNがデフォルトになっていることにクレームを付けている。
シュミット氏は、「マイクロソフトの行為は公平で正しいものと思えない」とあらためて懸念を表明した。
この件についてグーグルはすでに米国司法省(DOJ)と欧州委員会に苦情を申し立てているが、DOJは先ごろ、グーグルの主張には根拠がないとしてその苦情を却下している。また、グーグルの主張は、モジラの「Firefox」の検索ボックスがデフォルトでGoogleに設定されていることと矛盾している、とグーグルの批判者たちは指摘している。
その通り、Firefoxは日本語版でスタートページがYahoo! JAPANになっていることを除けば、ほぼGoogleを依怙贔屓しているブラウザとなっている。
しかも、技術力や建前から、Yahoo!やMSNはツールバーを積極的に提供していない。
MacintoshのSafariも、検索窓のデフォルトはGoogleである。
そして、先だってのDellとの提携なども、同じようにMicrosoftやYahoo!がクレーム付けることだって可能では?
2006-06-01 08:45 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]



