2005-11-18
Sandboxはない、ただしSandboxのように見えるスパム排除のアルゴリズムはある - Matt Cuttsのインタビュー
アメリカ時間の2005-11-16、Googleのシニア・エンジニアであるMatt Cuttsへのインタビューが行われた。
Conference Session Tracker
その概要は、Coffee Talk with Senior Google Engineer : Matt Cuttsにある。
以下に、意を汲み取って要点を記述する。
SEOとスパムとSandboxと
Matt Cuttsは、まず、アダルトコンテンツのフィルタ作成者として有名。
Mattは、SEOとスパムを明確に区別する。
SEOは許すが、スパムは許さない。
新設サイトを軒並み対象とするSandboxは存在しない。
だから、新設サイトのすべてが順位下落していないはずだ。
ただし、新設サイトの中で、順位下落しているサイトもあるだろう。
Sandboxのように感じられるかもしれない、アルゴリズムのいくつかはある。
Mattは、そのアルゴリズムは、スパム排除のためのものとして認識している。
Googleは、アルゴリズムに仕事をさせる。
手動で特定のサイトの順位を上げたり、PageRankを上げたりすることはできない。
Mattは、スパムやCSSの不正を探すために、いつもNetscapeの古いバージョンを使っている。
ツールバーは、PageRankを表示するくらいで、特定のページのクロール頻度を高めるような役割はない。
Sandboxに対する再認識
人によって、上記のMatt Cuttsの発言の受け取り方が違うだろうが、編集人は取り立てて驚くこともなく、むしろ持論の再確認となった。
さて、順位付けにあたって、Googleは時間軸を導入しているのは間違いないだろう。
この「時間」も、Webマスターの時間ではない。Googleの時間である。
いつサイトが作られたかではなく、いつGooglebotがたどり着いたかである。
いつリンクされたかではなく、いつGoogleがバックリンクを認識したかである。
Webサイトの黎明期に、初クロールから初インデックス、初バックリンク、そこから次や次の次などのバックリンクの推移、リンク元の素性など、時間的な推移と検索エンジン的要素を解析しているのだろう。
この時、商用キーワードであるかどうか、TrustRankやseedとしてはどうなのか、そういった要素分析も加味されているものと思われる。
つまり、新設の商用サイトが、短期間に莫大な信頼性の乏しいバックリンクを獲得したりすると、スパム認定されるとか、そういう仕組みなのだろう。
2005-11-18 09:25 AM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]
