2005-01-30
Google順位変動 2005-01-25
また、Googleで順位変動が起こったようだ。2005年1月25日以降、Googleの検索結果に、かなり劇的な変化が見受けられる。
天動説的な感想
もっとも順位変動に気付くのは、Webマスターや商用サイトのオーナー、SEOフリーク、みな天動説の支持者ばかり。つまり自サイトのキーワード検索順位が上がった、あるいは下がったと騒いでいることと思う。
順位変動の勝ち組
簡単に言えば、Sandbox Effectと呼ばれている不思議な現象の解消のようである。
今まで、2004年5月以降(たぶん)の新設サイトの、商用や人気のキーワードを対象とした、順位下落が起こっていた。
特に、それまでのSEO薀蓄を駆使して、自身としては不当な順位下落に苛まれていたわけだが、それが解消されたとなると、キッチリSEOをやっていた者は、一気に1ページ目や2ページ目に上位表示されている。
順位変動の負け組
現象としては、自分が下がったのではなく、相手が上がったのである。
新規サイト向けの参入障壁に守られていた、既存サイトの既得権益が失われ、規制緩和がはじまった以上、ある意味で公平な競争が起こっている。
勝ち組に戻るには、SEOの強化しかない?
Googleの順位変動の歴史
注意するべきことは、数兆円の時価総額の大企業の優秀なスタッフが検索エンジンを運営しているわけで、キーワード検索の順位の仕組みに対して、「個人レベルで解明し尽くすことはできない」という身の程を知ることである。
できることといえば、情報収集と、仮説と検証のみ、望ましい上位表示サイトのあるべき姿は何かという地動説への転回である。
Update Florida
2003年11月末。英語圏でフィルタ導入。
商用サイト、商業キーワードで順位変動が発生と騒がれる。
SEOスペシャリストの間では、「Hilltopアルゴリズム」などが適用されたと話題になった。
Update Austin
2004年1月末。日本語キーワードもターゲットに。
もちろん英語圏でも順位変動。
アルゴリズム変更、もしくはフィルタの導入は世界規模に。
フィルタは、アメリカのフォーラムでは、OOP(Over-Optimization Penalty、過剰最適化ペナルティ)と呼ばれはじめた。
SEO塾では、OOPは便宜的に「過剰SEOペナルティ」と称する。
その後
2004年3月中旬、および2004年4月10日以降、またまた日本語キーワードで順位変動。
Update Austinで導入されたフィルタが、適用範囲を拡大。
Sandbox Effect
- 新サイトだけが対象
- 順位下落やインデックスなし、URIだけ表示などのペナルティ
- ペナルティの効力は、3ヶ月あるいは6ヶ月
- 5月から、この現象は発生している
- キーワードの後に、「-dfsdgsdsd -sdfgsdgsdfg -sdfgsdgsdg -sdfgsdfgsdfg -dsfgsdgsdg -sdfgsdfgsdfg -sdgsdfgdsfg」を付けると、SandBoxフィルタが適用されない検索結果を得ることができる
- SEO塾オリジナルでは、特別構文(allintitle、allintext、allinanchor)検索に比較して、通常のキーワード検索の順位が著しく低い
ランキング・チェッカー(ライト版)参照
SandBox Effect評論 その前に…
最初に言明しておくが、おそらく「Sandbox」というフィルタは存在しないだろう。あるのは「Sandbox Effect」という現象だけである。
しかも、FloridaやAustinへのアプローチ経験なしでは、スタートも過程も結論も頓珍漢になってしまう。
Florida以降、アメリカのSEOスペシャリストは、商用キーワードや人気キーワードのリスト、「エキスパート」という概念あるいは仕組みの導入、という仮説を提示しはじめている。
さらには、「情報・公的機関 → ポータル → 企業 → ショップ → アフィリエイト → その他」といったサイトの区分(序列付け)もおこなっている、といった考察もある。
ということで、Sandbox Effect以前に、Googleの順位変動の解明にあたって、アルゴリズムとして、(1)ページ内要因:該当ページでのキーワード記述と、(2)ページ外要因:該当外ページからのキーワードテキストリンク以外に、(3)第3の要因(あるいは第4・第5・第6…)が取り沙汰されているわけだ。
エキスパート
「エキスパート」の概念あるいは仕組みは、「Hilltopアルゴリズム」と称されている。
これは、YSTの「オーソリティ・アンド・ハブ」や、Ask Jeevesの「サブジェクト・スペシフィック・ポピュラリティ」などにも似た、PageRankのバックリンク解析の改良版になる。
簡単に言えば、専門性の高いページからの、あるいはorg、edu、govのようなドメインからのリンクがない場合は、評価が低くなる、あるいはペナルティを受けるということである。
なおSEO塾では、Googleの「Hilltopアルゴリズム」採用に関しては疑問を持っているが、結果として似たような効果になる別のアルゴリズムを想定している。
今回の順位変動の正体
さて、あくまでも仮説に過ぎないが、下記のどれか、あるいはすべてがリセットされたのだろうと判断している。
- フィルタ用のキーワードリスト
- 新規サイトのタイムスタンプ
- バックリンクのタイムスタンプ
- ランキング・データベース
もちろん、上記のチェック項目がアルゴリズムやフィルタに組み込んであるか・ないか、そしてフィルタの存在そのものさえも闇の中だ。
なお、(4)ランキング・データベースは、Hilltopアルゴリズムとは別の、SEO塾が主張する「老舗サイト有利説」の根拠となるであろうアルゴリズムである。センテンスマークアップ、アンカーコンテキストマッチに対する、第3の要因だ。
一言でいえば、各サイト・ページのランキング評価のデータベース、職能資格制度の人事考課、あるいは住民票とか登記簿のようなものになるだろう。
本当は、ランキング・データベースとは、「真のPageRank」とでも言いたいところなんだが…
rel="nofollow"
なお、先日の「rel属性nofollow」は、あまり関係がないと思う。
なぜなら、ブログサイトを複数手中にして、メインサイトにリンクを飛ばす手法が、一番問題なのだから…
自作自演のバックリンクで、nofollowを埋め込む愚か者はいないでしょ?
nofollowをブログサイトやブログツール、Yahoo!やMSNが採用したからといって、ブログ・スパム対策は事足れりではないし、すぐにインデックスの更新もできるわけでもない。
Sandbox Effect 継続…
実は、Sandbox Effectは全解除とはなっていない。
一部、英語キーワードはそのままだ。
そして、Googleのフィルタの意図として、闇雲な新規サイト狙い撃ちではなかったはずだから、今も、これからも、形を変えてサイトオーナーに襲い掛かってくることは間違いないだろう。
Googleアルゴリズムへのアプローチ試行
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2005-01-30 11:02 PM | コメント (1) | トラックバック (1) [ 管理人編集 ]
