Sandbox - Googleのフィルタ攷

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2004-12-14

Sandbox - Googleのフィルタ攷

今、Sandboxがらみで、途轍もなくおかしい現象が見られている。後日そのレポートを書いてみたい。

その前に、当SEO塾のスタンスは、検索エンジンは固有のアルゴリズムで順位付けるとともに、少なくともGoogleはフィルタによって、順位を下落させている、というものである。

上位表示方法論としてのフィルタ仮説

SEOの実践者と評論家たちの間で、Sandboxの存在自体を否定している者もいるし、フィルタさえ疑っている者もいる。
それはそれで、結構。そもそも、検索エンジン側も情報を開示していないのだから、すべては類推でしかないわけだ。

もう一度明らかにしておこう。
SEO塾が、特にGoogleにおいてフィルタの存在を前提としているのは、上位表示の方法論としてである。

これは、目に見える(Internet ExplorerのGoogleツールバー)PageRankが、今では上位表示の指標とはならないと考えることと同じである。

フィルタ否定論者向けに言明するならば、「フィルタ仮説」によって上位表示のオペレーションの精度を高めるということだ。
つまり、フィルタが本当に存在するかどうかはどうでもいい、管理人は検索エンジン評論家ではない。
SEOのオペレーションとして、 結果的に狙いのキーワードで上位表示ができればいいのである。それだけである。

Googleが語るフィルタの存在

さて、当SEO塾がアルゴリズムとは別にフィルタの存在を前提とする根拠の一つは、Google, Yahoo duel for documents | CNET News.comにある、Google創設者の一人であるサーゲイ ブリン(Sergey Brin)の次の言葉である。

Brin said that the comprehensiveness is important to delivering the best search results because it helps guarantee that what you're looking for will turn up.

In recent weeks, Google also has made about five quality enhancements to the service, which will affect search results more greatly than the additional documents, Brin said. Though he didn't detail the improvements, he said that at least two were meant to filter spam, or bogus listings, from its search results.

ポイントを意訳すると、「ここ数週間で、検索結果に対し5つの品質を向上させた。そのうち2つはスパムへのフィルタ、もしくは偽造リスティングを意味している」となる。

この「偽造リスティング」 が、キーワードのことなのか、リンクのことなのか、よく分からないが、Googleはフィルタリングしていることは間違いない。

また、子供染みているが、検索において「&filter=0」という引数を付けることができることも、フィルタの存在の根拠である。

Update Floridaの分析

アメリカでは、昨年(2003年)末に「Update Florida」が発動し、既得権に思えた順位が下落して、商用サイトのクリスマス商戦に大ダメージを与えたと、Googleは怨嗟の的になった。

Googleの公式見解でもなんでもないが、フォーラムなどで議論された意見をまとめ、ペナルティ発動のチャートを作成しているサイトがある。
Google Florida Update - Dictionary Filter Chart

これの日本語化されたものが、SEO/SEMリソース ライブラリ | アカデミーニュースレターバックナンバーのようである。

ちなみに、日本語キーワードでは、今年(2004年)1月以降のUpdate Austinからペナルティの被害に遭いはじめている。

上記チャートが真実かどうか知らないし、この時に「Hilltopアルゴリズム」が採用されたと騒がれもした。
Analysis and Implications of Hilltop Algorithm

さて、何が言いたいかというと、このような分析が正しいか間違っているかではなく、アメリカのSEO業者やWebマスターのスペシャリストは、このように分析し意見交換しているということである。
当然、順位付けするアルゴリズムそのものは、もっともっと複雑怪奇なものだろう。

Web マスターのための Google 情報
Google の検索結果の表示順位は、PageRank アルゴリズムを含む、100 以上もある要因によって自動的に決定されます。

そして、このFlorida以降は、スパムフィルタではなく、OOP(Over-Optimization Penalty)、過剰SEOペナルティと呼ばれはじめたことだ。

基本的にGoogleは、SEOそのものに敵対的になってきたのである。

Sandboxの新規サイト判定

さて、Googleが新規ドメインを狙い撃ちしている、というのは正しいか誤りか?

SEO塾ではこれとは別に、逆に老舗サイト有利説を出している。
Everflux黙示録2004-02:Google Dance黙示録の03(2004-02-03)のところにも書いている。

さて、そもそもドメイン狙い撃ちが可能かどうかであるが、Googleは、サブドメインは基本的には別サイトとして扱っている。
同一サイトの場合、クラスタリングによって、3ページ目以降は表面に出ないようになっている。
(今更であるが、Goomaniのタカヲさんも、プロバイダや無料ホームページスペースなどでの、サイト開設の問題を指摘している)

このサイトに対するクラスタリング解消のために、サブドメインを活用していたのであるが、今度はドメインに対するクラスタリングによって、同一キーワードの場合、より下位にくる同一ドメイン別サイトは順位下落させられている。

この対サイト対ドメインのクラスタリング処理をやっているということで、Googleアルゴリズム(フィルタ)は、サイトやドメインの判定はできていると結論付けることができる。

Sandboxの噂の真相

  • OOPかSandboxか、順位下落のペナルティを受けていることがある。
  • キーワードによって、下落する時としない時がある。
  • 同じ新規サイトでも、ペナルティを受ける時と受けない時がある。
  • 新規サイトが、デビューと同時に多量のバックリンクを受けているとペナルティを受ける。

と、色々言われている。

SEO塾としては、新規サイト狙い撃ちではないが、フィルタの複合作用によって、つまり誤動作によって、結果として新規サイトは、老舗サイトとは違うパターンでペナルティを受けていると想像している。

つまり、フィルタのバグによって、Sandboxと呼ばれている現象が発生しているのである。

SEO塾サイトのSandbox回避

最後に、jpSEO塾は2004年6月開設で、Google、Yahoo!、MSN、SEOのキーワードでペナルティを受けていた。
受けていた…
そう、今はペナルティを回避している。瓢箪から駒、偶然の産物でしかないのだが…

簡単に「~対策」「~順位」「~上位」「~上位表示」などで検索してみると、今まで数百番目だったのが、大抵1ページ目か2ページ目までに表示されるようになっている。

その秘密は…

2004-12-14 07:49 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]

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