2005-10-05
Google、Sun Microsystemsと提携 - Google Officeで打倒Microsoft?
Microsoftを脅かしているGoogleが、アンチMicrosoftで有名なScott McNealyがCEOを務めるSun Microsystemsと提携することが発表された。
具体的には、Sun Microsystemsが運営しているJava.comでJava Runtime Environment(JRE)をダウンロードする際、Google Toolbarも入手することができるというものだ。
- Google Press Center: Sun and Google Expand Technology Reach And Global Opportunity
- Sun and Google Team Up
Java Runtime Environment(JRE)とGoogle Toolbarがセットでダウンロードできるということだけなのだが、メディアでは大騒ぎになっており、更にさまざまな憶測が飛び交っている。
- ITmediaニュース:SunとGoogle、ソフト配布関連の提携を正式発表
- 米Sunと米Google,「Google Toolbar」「JRE」「OpenOffice.org」などの提供で協力:IT Pro
- 米Sunと米Googleが戦略的提携 - ソフトウエア技術の普及促進で協力 (MYCOM PC WEB)
- SunとGoogle、“対Microsoft”を匂わせる戦略的提携
- グーグルとサンが提携--ソフトウェアの普及などで協力へ - CNET Japan
Microsoft帝国への真正面からの攻撃?
メディア側の関心事は「Google Office」で、Windowsと並ぶMicrosoftの柱であるMS-Officeに対抗するアプリケーションを投入し、帝国の要塞に大規模な攻勢をかけるというものである。
発表された「Google + Sun」
そして、Google Officeが幻に終わり、落胆している者も多い。
しかし、対Microsoftであるとか、Officeスイーツのビジネスアプリケーションだとか、あるいはWindowsとか、そういった物事に頭がまわること自体がレトロなのかもしれない。
古い時代と対決しそれを終わらせようとするのに、なぜ、その古い時代の象徴と競わねばならないのだろうか?
現場主導で進んだグーグルとサンの提携 - CNET Japanの引用だが、
MicrosoftとSunとの提携が、両社の協力を求める顧客の声を受けるかたちで進められたのに対し、今回のSunとGoogleの提携は、両社がともにウェブベースの技術やオープンな開発プラットフォーム、ネットワークコンピューティングという将来に向けたビジョン、さらには人的なつながりを共有していることの反映でもある。
ここからは、OSを問わず、インターネットをフル活用し、かつ自由でリアルタイムなツールの開発と享受といったものがイメージされ、Microsoftが帝国を築き上げたスキームがまったく存在しないのである。
そして、Microsoft、Windows、MS-Office、Internet Explorerといったものが意識されない、まったく別の新世界が目の前に広がってくるのである。
つまり、Googleは「対Microsoft」ではなく、「脱Microsoft」あるいは「超Microsoft」の代名詞になるのだろう。
発表されなかった「Google + Sun」
結局、どう考えてもGoogleとSun Microsystems両者のメインの事業や製品やサービスでMicrosoftと競合しているわけだから、全面戦争は必至である。
だが、ほとんどのIT関連企業が未来に顔見世するものを空売りする体質であることに対して、Googleはいつも寡黙で、ある日突然、新機軸のサービスがデビューし口コミで広がって行く。
McNealyは口が緩んで仕方ないようだが、Google側が迂闊におしゃべりしないように相当押さえ込んだようだ。
何にせよ、近い将来に世界に激震が走るだろうし、気が付いたときは、パソコンとかOSとかを問題視するのは過去の習慣となる時が来るだろう。
2005-10-05 03:27 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]



