2005-10-23
デスクトップ対ネットワーク、OS対Web、Microsoft対Google
個人的なことで恐縮だが、編集人は今、ノートVAIOを常用している。
Windows XP Professional SP2、Pentium M 1.86GHz、メモリ1GB。内蔵ハードディスクは、Cが23GB、Dが65GBを割り当て、Cはプリインストールのシステムとアプリケーション、Dに追加のアプリケーションとデータ一式を突っ込んでいる。
このハードディスクのパーティションの構成は、物理的なクラッシュではないトラブルのリカバリーで、Cだけ再インストールして、毎日のバックアップからC・Dを書き戻し、すぐに復旧させるためである。
今はサブマシンになっているが、FMVもシステムやアプリケーションは、ほぼ同じ環境を構築して、いつでもメインVAIOが倒れた時に仕事を止めないように手当てしている。
ところで、リスクヘッジを自慢したり、リカバリー対策をしておかなければ、ITビジネスができないということが、狂っているかもしれないのである。
デスクトップ対ネットワーク
上記の記事をよく読んでいただきたい。
要するに、われわれ個人レベルでも、システムやデータのマネジメントに翻弄されているわけである。
編集人の環境も、実際、メインマシンとサブマシン、そしてバックアップ用ハードディスク数台、その中の何日分かの世代バックアップと、ほぼ同じものが、いくつもいくつも保存されているわけだ。
特に仕事用のマシンの、トラブルのリカバリーやその回避の手当てなど、本来の業務にとって実に余計なことでしかない。頭を使ったり、時間を使ったり、お金を使ったり、本当に情けないことである。
そしてデスクトップで、(この場合はノートパソコンに対するものではなく、ノートも含めて机上などで業務に使用するパソコンで)、データを保存してオペレーションを行っているから、何がしかの個人情報などの漏洩も起こってくるわけだ。
さらには、Microsoft Updateでも、Windowsなどの使い勝手がよくなる修正ではなく、セキュリティホールの穴埋めばかりだから嫌になる。極めつけは、Internet Explorerも含めて、ネットワークに接続するから、悪意のプログラムが実行されもするのである。
つまり、デスクトップでの作業自体が、ほとんどのリスクの根源となり、同一データやシステムが、いくつも存在して、世の中のリソースを無駄に占有していることでもある。
そして、ネットワークによって、デスクトップの脆弱性をつつかれ続けてもいる。
そこで、データもネットワークで保存され、システムさえネットワークにあるとしたならば…
OS対Web
ほぼ同じ趣旨になってくるが、インターネットで何かが拓けるといったことではなく、ブラウザを選ばず、ActiveXやプラグインなどをダウンロードインストールすることもなく、会社で自宅で出先で、同じインターフェースにお目にかかることができるということ。
これは、Flashとかpdfとかの現在の勝ち組さえ、将来はどうなるか分からないという革命性を内包している。
だから、デスクトップに何かをインストールする必要がないばかりでなく、WindowsやMacOSやUNIXなどOSを問わない時代が、すぐそこに近付いて来ている。
これは、真性の革命であり、またこれを革命と認識できないようであれば、時代感覚がずれている。
そして、革命の首謀者はGoogleであり、Microsoftも守旧派に留まらず、革命の主役の座を勝ち取ろうと、Googleと全面戦争をはじめているのである。
Microsoft対Google
巨人Microsoftは、Googleによって次々と投入されている新しい時代のシンボルを正しく認識して、真正面から対決しようとしている。
他方で、Microsoft嫌いの人たちが、野次馬的に、またGoogleの革命を誤解して、囃したてている。
- GoogleとSunの提携で脚光を浴びたAjaxオフィス・ソフトの可能性:IT Pro
- ITmedia エンタープライズ:GoogleとSunの提携――中身はどこに?
- GoogleとSunの戦略的提携、焦点は対Microsoft?
しかし、デスクトップにインストールするアプリケーションとしてGoogle Officeがもし登場したとしても、そんなものは革命でも何でもなく、ある新参企業が老舗企業の定番商品の売り上げにダメージを与えるという、くだらないゴシップで終わるだけなのだ。
そしてGoogleは、地球に存在するすべてを検索対象とし、いやNASAと提携したからには宇宙のすべてを検索対象とし、それに広告を貼り付けるというビジネスモデルを展開して、Microsoftのみならず、既存の企業のビジネスモデルを破壊し続けているのである。
そういう意味では、世界四大文明のうちの3つ、黄河文明をのぞくエジプト・メソポタミア・インダス文明を滅ぼしたマケドニアのアレキサンダー大王のように、Googleは地球上の文明文化の破壊と創造を担うのかもしれない。
2005-10-23 03:03 AM | コメント (0) | トラックバック (1) [ 管理人編集 ]
