2004-08-12
Yahoo!がGoogleと和解 - OvertureのPPC関連特許
そろそろGoogleのIPOで、入札が開始されるようだ。
しかも直前に、このIPOに花を添える動きがあった。
- Japan.internet.com Webマーケティング - Google が Yahoo! と和解
- 米Googleが米Overtureの広告関連特許をライセンスすることで和解
- グーグル、ヤフーと和解--特損で第3四半期は赤字に - CNET Japan
以上は、事実のみだが、コメントが聞けるのは、
状況証拠から、Yahoo!はGoogleに対して、敵対から協調への道を選んだかに見える。
元ベンチャーの大企業Yahoo!が、今回得たものはふたつ、ひとつは追加獲得のGoogle株式270万株、もうひとつは大GoogleさえOvertureのライセンス料支払いに応じたという実績である。
後者については、Overtureが係争中のすべての訴訟を有利に戦えることになる。
Googleが下ったことによって、Overtureとその親のYahoo!は、インターネット広告ビジネスの盟主となったわけだ。しかもロマンなどではなく、Googleをはじめとして、その存在を許しながら特許料を稼ぐか、またはOvertureを採用させるか、そういうビジネスモデルが確立したことになる。
Yahoo!は大人の会社である。Google潰しという「名」より、確実な収益という「実」を取ったのだろう。
もちろん、AdWordsなどの有料リスティングが企業収益のほとんどすべてであるGoogleにとっては、IPO直前に落としどころを得たことは、祝着であろう。
さて、どの記事のタイトルも、Googleが主役のような書き方をしているが、主導権は間違いなくYahoo!にあったのではないのか?
そしてGoogleは、検索エンジンとしては間違いなく世界の盟主なのだろうが、ほとんどの収益源である有料リスティングがYahoo!からライセンスを受けたということは、少なからず幻滅させられてしまうのは私だけだろうか。
2004-08-12 08:58 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]
