2005-11-14
SONY BMGの"rootkit" - PS3にも過剰な著作権保護の陰
SONYの合弁会社である、SONY BGMが大変なことになっている。というか、大変なことをやって、非難の集中砲火を浴びている。
Sony BMG Music Entertainment
発端は、セキュリティ企業であるF-Secureのブログからだ。
rootkitのインストール
SONY BMGが採用したコピー防止技術が、アメリカで販売されているオーディオCDの一部に導入されている。
ところが、このコピー防止技術であるデジタル著作権管理(DRM)ソフトが、通常のセキュリティソフトでは検出が困難なrootkitに類似しているらしい。rootkitは、悪意ある攻撃者やウイルス、スパイウェアによってインストールされるプログラムとのこと。
この、SONY製のrootkitを踏み台にして、トロイの木馬などが進入した場合、検出不可能になるそうだ。しかも、SONY製rootkit自体もアンインストールできないときてる。
SONY BMGの対応と批判
さらには、SONY製rootkitがあるだけで、Windowsマシンに深刻なダメージを与える可能性もあると。
そこで、パッチを公開したが、これがまた個人情報を取得する仕組みがあるとかないとか。
とうとう訴訟が起こり、他方ではやはりSONY製rootkitを悪用したトロイの木馬も出現する。
最後は、この技術を搭載したCDの製造を中止し、Microsoftが駆除に乗り出した。
上記ページの下に、これまでの経緯のエントリーが降順でリンクされている。
また、Google 検索: SONY BMGなども参照のこと。
まとめとして:FAQ:ソニーBMG製「rootkit」CD問題のおさらい - CNET Japan
PS3の杞憂
PS3では中古ゲーム・借りたゲームは動かない?によると、SONY(というか久夛良木健)の特許があり、
最近見つかった特許によると、ソニーは最初に起動させた本体と記録メディアを結びつけることで、中古や海賊版ソフトを使えなくする方法を開発したらしい。
「ウォークマン」はポータブル音楽プレーヤーの代名詞でなくなってしまったが、SONYは自ら革新的な技術の開拓者を止め、既得権益を死守する抵抗勢力の道を突き進んでいるかのようだ。
そもそも、任天堂のコピー防止カセット政策が嫌になったゲーム制作会社が乗り換えて、PlayStationのわが世の春が訪れたのではなかったのか。
2005-11-14 07:27 PM | コメント (0) | トラックバック (0) [ 管理人編集 ]
