リンク集サイト登録は順位アップのSEOか順位ダウンのペナルティか

もっとも広く知られているSEOとして、リンク集サイトへの登録がある。

一般に普及している証拠として、リンク集サイトの数千箇所へ、一括登録を請け負っているビジネスもある。

だが、本当にリンク集サイトへの登録は効果があるのだろうか?

検索エンジン対策としてのバックリンク

あるページの順位を上げるためには、リンクされることは必須である。

リンクされること、バックリンクは、被リンク、バックワードリンク、インバウンドリンクなどとも呼ばれている。

バックリンク検索の特別構文

各検索エンジンは、リンクのSEO効果が抜群であるためか、バックリンクを検索する特別構文を用意している。

ただしGoogleはすべてのリンク元を表示していないし、数カ月1回のペースで情報を更新している。
他の検索エンジンも、更新ペースはともかく、Google同様にすべてのリンク元を表示していない可能性もある。

さて、ひとつ当たりのリンクがどれだけ上位表示に役立つのか正確には検証不可能であり、さらにはリンクの質や書式によって値打ちも変わっているはずである。

リンク集サイトの問題とは

リンク集のどこが問題なのだろうか?

リンクファーム

まず、「リンク集サイトはリンクファームだからヤバい」という批判は当たっていない。

リンクファームは、主にSEO関連業者が運営し、複雑で巧妙なシステムになっており、検索エンジン側の対応も厳しく、日本の個人などが運営するリンク集サイトは、幸か不幸かリンクファームにはなっていない。

リンクファームについての詳説はしないが、リンク集サイトに登録したことが原因となって順位が下がることは、今のところはないのである。

リンク集サイトのページとインデックス

リンク集サイトは、ほとんどがCGIやPHPなどで運営されているが、それも問題にならない。

しかし、新規登録のたびにサイト掲載ページが書き換わり、時間とともに自サイトの掲載ページが奥へ奥へ追いやられる。

本当の深刻な問題は、リンク集サイトの全ページがインデックスされていないということなのである。

リンク元のインデックスと上位表示

リンク元のページが検索エンジンのインデックスから消えたなら、リンクを受けて獲得していたSEOの効果もゼロになる。

一括登録サービスなどで数千箇所に登録された場合、最初はインデックスされてバックリンクは数千になり、功を奏して順位も上がる。
ところが、すぺての掲載ページがインデックスから消えると、順位は下がるのである。

現象としては徐々に順位が上がり、ある時から段階的に下がっていくだろう。

よって、リンク集サイトへ登録自体は、SEO(バックリンク)としての効果は十分に認められるのだが、自サイトの掲載ページが検索エンジンのインデックスから消えてしまう可能性が高いのである。

もちろん、掲示板などのサイト書き込みも同様であることは言うまでもない。

検索エンジン最適化(SEO) - ウェブマスター ツール ヘルプ

自由参加型のリンク、リンクのトラフィック対策、または何千もの検索エンジンへのサイトの登録申請などによる効果を宣伝している SEO 業者は避けてください。これらの対策はほとんど無意味で、主要な検索エンジンにおける検索結果の掲載順位には影響を及ぼしません。少なくとも、ユーザーから見て効果があったと判断できるような掲載順位にはなりません。

連動連載

MarkeZine(マーケジン)にて2年ほど前に連載。

 

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