Bingの検索順位 - RankNetアルゴリズム対策
Bingは、名称だけでなく、検索エンジンや運営方法など、わずかな期間に異常に変化がおびただしい。
お勧めは、Bing対策をヘルプに学ぶこと。
そのほか、実装されているかは別として、Microsoftのインテリジェンスや理想はもの凄い。
Bingの順位アップとしてだけの扱いはもったいない。Googleを含むすべての検索エンジンのアルゴリズムの理解やSEOの考え方にも流用できるはずである。
BingのSEO
BingのことはBingに訊く。
Webマスター向けTips | Bingナビ
Webマスター向けTips | Bingナビ が秀逸。
Bing対策だけでなく、Google向けSEOチップスとしても大いに参考にできる内容である。
以上、2010-10-24追記
逆襲のMicrosoft
Microsoftの目標:サーチエンジンとして
- Webページ検索
- Googleと同等、もしくはそれ以上が目標
- デスクトップ検索
- 対象は当然、自社Officeのドキュメントが中心
- 場所はさらに、自己パソコン内や、閉じた企業内ネットワーク内で
- シームレスな検索
- 場所として、Webページ、ローカルPC、企業内ネットワークなど
- インターフェイスとして、ブラウザーから、Officeアプリケーションから、OSから(タスクバー、エクスプローラ)
Microsoftの目標:ポータルとして
ユーザーのアクセス数で、日本国内最高を目指す
Bingのアルゴリズム
検索アルゴリズムは最新の統計学的手法を採用
スパムメール対策やGoogleに採用されていることで有名な「ベイズ理論」だが、Microsoftはこのベイズ理論の最高峰の人材を多く抱えている。
ベイズ理論の本質は、要するに、データベースの人間的な構築と抽出ということ。しかも学習して成長するらしい。
公表されているMSNサーチのアルゴリズムの柱は「VIPS」と「RankNet」であるが、どちらも視覚や脳神経などの人間の認識活動をシミュレートしようとしているところが特徴であり、また脅威である。
MSNサーチは、学習し成長する検索エンジンなのである。
VIPSアルゴリズム
「VIPS」は、「a Vision-based Page Segmentation Algorithm」の略で、Webページをブラウザーで閲覧している人間の視覚をシミュレートするアルゴリズムのこと。
要点は、リンクというかハイパーテキストがWebページの大きな要因ではあるものの、それがどこに書かれているかをプログラムとして見抜き、コンテンツパーツに位置するものだけを抽出する技術である。
例えば、このページの左のサイドバーに並ぶナビゲーションは、ひと目でコンテンツとは違うと分かる。人間は、コンテンツを中心に閲覧している。
ナビゲーション、テキストやバナーの広告、トップページの下部の相互リンク、リンク集のサイト紹介ページ、などに位置するリンクは、重み付けから排除されることになるだろう。
Block-level Link Analysis
流説によると、GoogleのメインのアルゴリズムはPageRank、Yahoo!(YST)のアルゴリズムはHITS(Hyperlink-Induced Topic Search)と呼ばれているが、そのどちらもキーワード検索の関連性として、ページ単位の処理をしている。
これに対して、MicrosoftのVIPSアルゴリズムのプログラムは、「Block-level Link Analysis」と呼ばれ、ページ単位ではなく、ページの中のブロックレベルのリンク構造を解析して価値付けするということだ。
つまり、Microsoftは検索エンジンの新地平を切り開き、ページ対ページのリンク解析では不十分であり、書いてある内容によってページを複数のブロックに分け、リンク自体がどういった意味のブロックの中にあるのか解析し、リンク先の関連性を評価するというのである。
PageRankもHITSも、ページという分子レベルのアルゴリズムであるのに対して、VIPSのBlock-level Link Analysisは原子レベル、あるいは量子レベルのアルゴリズムであると。
このようなセマンティック(意味)解析をともなうアルゴリズムでは、古典的なスパムはほとんど無効となってしまいかねない。
まともに実装されて、稼動するのであれば、GoogleやYahoo!(YST)でかなり見受けられる不審な上位ページは、かなり消え去るはずだ。
RankNetアルゴリズム
ユーザーの検索はキーワードの入力によってなされるが、期待される抽出されるべきページは、どういうものであるべきか。MSNサーチは、独自の試みを開始している。
キーワードの関連性は検索ユーザーが作る?
MSNサーチは、ページのキーワード記述や、キーワードのアンカーテキストによるリンクだけでなく、実際の検索画面(SERP)を見てクリックされるページのデータも蓄積するようだ。
さらに、MSNでいくつか検索してみると分かるが、公式サイトが上位表示される確率が非常に高くなっている。
そうではないキーワード検索においても、いずれはそうなるはずだ。
それぞれ違う複数のキーワードで検索しても、ある同一サイトをクリックする傾向をつかみ、それらのキーワードを関連付けるらしい。
よって、関連するキーワードを網羅的説明的に記述したコンテンツが上位表示される確率が高い。
よって、Googleの人気投票が被リンク数に依拠するとすれば、MSNの人気投票は、キーワード検索後のユーザーのクリック数、しかも複数のキーワードで、カウントされることになる。
この脱リンクのアルゴリズムは、スパムや過剰SEO全盛の現在において、非常に大きい意義を持っている。
Bing対策
昔のGoogle対策のように、キーワード書き込みやアンカーテキストのリンクだけでは不十分で、単独のキーワードだけでなく、関連するキーワードを複数使って、コンテンツを作り上げる必要がある。
さらには、実際のユーザーの検索活動の中で、サイトに訪問されることも大きな要因となっている。
では、キーワード検索してせっせと自サイトをクリックする、愚かなお受験SEOを発想する輩も出てくるだろうが、GoogleのAdWordsでも自作自演は見抜かれている例もあり、同一IPの短時間の多大なクリックはペナルティになるだろうと覚悟しておいた方がいい。またProxyも、最初から排除されているはずだ。
タイトルと、コンテンツパーツでの関連する複数のキーワード記述、これがMSN対策として最低限である。
サイト内検索(by Googleカスタム検索)








